アメリカでラーメンブーム到来!なぜここまで人気なのか?(2022年最新情報)

アメリカ生活

日本人がこよなく愛するラーメン。そんなラーメンがアメリカで人気に火をつけています。というわけで、アメリカで人気のラーメン店の紹介とともに日本のラーメン店との違いなどを詳しくご紹介していきます。

アメリカでラーメンブーム到来?

Japanese Ramen

もともと、アメリカではラーメンといえばインスタントヌードルという認識が強く、現在のようにレストランで$15近く払って食べるようなものではなく、安く手軽に食べられるというイメージが浸透していました。1950年代に日清やマルちゃんなどの大手がインスタントヌードルの発売を機にアメリカでラーメンの知名度は広がっていきました。

 

しかしその後、韓国系アメリカ人のデイビッド・チャング氏によって今人気の、より日本のラーメンに近いラーメンの人気が出てきました。チャング氏は、日本に長く住んでいたことがあり、その際に日本でとことんラーメンの研究をした上、その経験を活かして2004年にMomofuku というラーメン店をニューヨークで開きました。

 

Momofukuは非常に注目を集めて、創業者のチャング氏はテレビに出演したり、本を出版していたりしていました。彼はインタビューの際に、Momofukuをオープンした理由がニューヨークで美味しいラーメンが食べたかったからという理由と語っており、ラーメンへの大きな愛情が伝わって来ますね。

 

ラーメン

 

その後、日本からも一風堂や一蘭もニューヨークに出店をしてニューヨークでラーメンブームが引き起こりました。現在では、アメリカ全体にラーメン店は広がっていて300店舗以上※あります。もちろんシンプルにラーメンが美味しいというのは人気がでた理由の一つではありますが、このラーメンブームには様々な背景がありました。

 

※出典:”ラーメンの米国進出成功から学ぶ、米国で成功するブランドづくりとは?”

 

まずはラーメンのイメージに対する変化です。もともとは庶民的で簡単に作れてとても安く済むというイメージでしたが、1985年に公開された”Tampopo”という映画がアメリカの映画祭で人気になりそこでアメリカの人たちが“本物”のラーメンを知るきっかけとなりました。

 

映画の内容は、町のしがないラーメン屋を一番人気のラーメン屋に立て直すという物語です。主人公で店のオーナーであるタンポポを長距離トラックの運転手であったゴローとガンが手助けをする中で、”本物”のラーメンを作るというものは実は簡単なものではなくて、何度も何度も試行錯誤した上で作り上げられたものだということが分かり、”本物”のラーメンに対する価値は上がりました。それと同時に、大きな音を立てて麺をすするという行為はアメリカではマナー違反とされていたので当時の人たちには衝撃的なものでした。

 

次にラーメンを広めるきっかけになったのは、漫画やアニメの影響です。日本でも大人気の漫画「NARUTO」やジブリの「崖の上のポニョ」のシーンの中にアメリカにある従来のイメージとは異なった美味しそうなラーメンが含まれている描写があります。もし、そんなラーメンが近所にあると知ったらぜひ食べてみたくなりますよね?そうしてラーメンのイメージはどんどん変わっていってアメリカのラーメンは”本物”のラーメンに近づいていきました。

 

その後、ラーメン自体が色々な料理と混ぜられて様々な創作料理も出てくるようになりました。はじめは、トッピングでラーメンはカスタマイズできるものというのが浸透してその後、ラーメンをパンに見立ててそれでお肉を挟んで作られるラーメンバーガー、タコスのトルティーヤの部分にラーメンを使用して作られるラーメンタコスなど器にスープと麺という形にとらわれることなく豊かな想像力で新しいものが生まれていくというのもアメリカらしくていいですよね。

日本のラーメン店との違いは?

ラーメン

“本物”のラーメンに近づいてきたとはいえ、全てのラーメン屋さんが日本と全く同じであるかと言ったらそうではありません。以下、違いをまとめてみました。

 

■味

まずお味の方ですが、これは本当にピンからキリまであります。何かが足りないと思う時もあれば納得の味というところもあります。日本人がオーナーさんだったり、日本で修行経験がある方が作られるラーメンは間違い無いと思いますが、ラーメンブームに乗っかってメニューにとりあえず入れてみたみたいなお店のラーメンはいまいちなものが多いというのが個人的な感想です。

 

バラエティとしては、とんこつラーメンの他に醤油、味噌も有名で、たまに二朗系、家系、塩ラーメンなども見かけます。あとは、ベジタリアンラーメンや辛味の多いラーメンなどアメリカにいる人に合わせたようなラーメンを見かけることも多いです。個人的にから味噌ラーメンと小ライスが好きです。

 

■値段

日本と比べるとアメリカのラーメン屋さんは$10から$15くらいするので断然高い値段設定となっています。それにチップもあるので、ラーメン屋さんに行って$20を超えてしまうことは稀ではありません。

 

要因としては、アメリカの都市部での人件費と家賃が日本より高いので自然とラーメンの値段設定も日本より高くなっているのだと思います。それと、ラーメンで$10から$15くらいが普通という価格設定が今では根付いているのでそれほどこだわりのない店でも平均的に高めの値段設定になっています。

 

■その他の違い

これはアメリカでラーメンが人気になった理由の一つでもありますが、アメリカのラーメン屋さんは、日本みたいに1人で行ってカウンター席に座りさっと食べてさっと食べるみたいな感じではなく、家族や友人など大勢でテーブルを囲みお酒や会話を楽しみながらラーメンを食べるというスタイルでやっているところがほとんどです。二時間以上滞在するお客さんもいたりするので、人気のところほどものすごい混みます。その上、予約もできないので外には待ちのお客さんで溢れかえることもあります。

 

しかし、ラーメン屋内にバーがあったりするので待ってる間も楽しめる工夫がしてあるのはいいですよね。その他にもサイドメニューが充実していたり、ラーメンの種類が多い、お酒の種類が多いなど、ラーメンがあくまでメインだけどそれ以上に満足度を得られるような工夫がたくさんしてあります。例えば、店内がものすごく綺麗で広くて高級感のある作りになっているのも一つの例ですね。日本でもラーメンバーというのがはやる日が来るかもしれませんね。

 

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米国内オススメのラーメン店

さて、味の違いのところでお伝えしたようにアメリカのラーメン屋さんは当たり外れがあります。アメリカに長期間になって来ると美味しいラーメンは確実に心の支えになりますよね?ということで、みなさんが充実したアメリカでのラーメン生活が送れるようにアメリカ国内での人気ラーメン店をまとめてみました。

 

■ロサンゼルス

 

-Tsujita (つじ田)

Tsujita Ramen

2005年に神田御茶ノ水でオープンした濃厚な魚介つけ麺で日本でも人気を誇るつじ田が2011年にロサンゼルスでお店をオープンしました。オープン当初、つけ麺は昼のみで夜は定食などを提供するスタイルで営業をしていたのですが、大盛況により和食のお店を道を一本挟んだ向こう側に移動させつけ麺をメインでリオープンしました。

 

今では、つけ麺以外にもとんこつラーメンやベジタリアン用のラーメン、チャーシュー丼、マグロ丼などとサイドメニューも充実しています。つけ麺のスープ割りや麺のあつもりなどもあるので本格つけ麺を楽しめて最高です。今は、コロナの影響で閉店時間が早まってしまっていますが以前は夜中の2時まで開いていました。アメリカでそんなに遅くまで営業しているラーメン屋さんは珍しいのでありがたいですね。

 

値段は$10から$15でチップを入れてトータルで$20ほどです。日本と比べると少し高めに感じてしまいますが、アメリカにいながらもこれだけ質の高いラーメンを食べられるので後悔はしないはずです。個人的には、$20で日本に帰らずともほぼ同クオリティのラーメンを味わえるなら安く感じます。

 

-Tsujita Annex (つじ田 別館)

Tsujita Annex

つじ田本館の真向かいにある二郎系のラーメン屋さんです。本館とは全く別のがっつりとしたラーメンですが、本館同様にとても人気のある店で1時間以上待つことも稀ではありません。メニューはつけ麺タイプとラーメンタイプの次郎系ラーメンと、チャーシュー丼、マグロ丼など丼モノがいくつかあります。こちらも、つけ麺のスープ割りとあつもり可能です。

 

そして二郎系ラーメンといえばコールですが、ニンニクと唐辛子は無料で増し放題ですが、ヤサイは有料で、アブラはございません。値段は本館と同じくらいです。他にも、同じソーテル中にKiller Noodle Tsujitaという坦々麺をメインとした辛めのラーメン屋さんがあったり、ダウンタウン周辺にThe Tsujitaという濃厚魚介つけ麺からとんこつラーメン、坦々麺、その他にも丼ものなどメニューの種類が豊富なラーメン屋さんがあり、今後もTsujitaの展開が楽しみです。

 

-Tatsu Ramen

Tatsu Ramen

現在、ロサンゼルスに3店舗、ニューヨークに1店舗を展開する人気店です。ラーメンメニューは6種類のラーメンと1種類の汁なしラーメンで、中でもBold Ramenというピリ辛のとんこつラーメンが人気メニューです。28時間かけて作られたスープに、11の完璧に配合された調味料、それに絡まり合う細めの麺、そして卵とネギとチャーシューから作り上げられたラーメンは至極の味わいです。さらに、チャーシューはチキン、もしくは豆腐に変更が可能です。

 

また注文はiPadで行い、ラーメンの辛さ、ニンニクやネギの量を変えることも可能です。サイドメニューも充実していて、和牛を使用したラーメンバーガー、チャーハンやチャーシュー丼など、どれもハイクオリティで大満足間違いないです。値段は$10から$15ほどで平均的なラーメン屋さんの値段設定となっています。

 

■サンフランシスコ

 

-Ramen Nagi(ラーメン凪)

Nagi Ramen

2004年に新宿歌舞伎町発祥の煮干しラーメンで豚王というとんこつラーメンで有名なラーメン屋さんです。アメリカ、シンガポール、フィリピン、台湾、香港、中国と海外にも幅広く展開しています。海外店舗は全てとんこつラーメンの豚王のみとなっております。ラーメンメニューは5種類あり、サイドメニューは枝豆、餃子、チャーシュー丼とシンプルですが、そのぶんラーメンへのこだわりが見えます。

 

ラーメンはカスタマイズが可能で、麺の太さと硬さ、スープの濃さ、油の量、ニンニクの量、なぎソースの量が変更可能です。また、トッピングもあり、海苔、卵、追加チャーシュー、追加豚バラ肉、追加キャベツ、追加ねぎ、追加きのこ、追加麺などがあります。さらに、テーブルにはもやし、漬物、すりごまなどもあります。値段は$16〜$20ほどと少し高く感じてしまうかもしれませんが、サンフランシスコの物価を考えたら妥当な値段な気がします。

 

-Hinodeya Ramen Bar

Hinodeya Ramen

ひのでやはもともと和食屋で1885年に埼玉の蓮田市で立ち上がりました。「五感で楽しませるこだわりのラーメン」という四代目ひのでやのコンセプトを元に、日本料理の技術を使用した和風ラーメンで有名です。そして2016年に初の海外進出をサンフランシスコで果たしました。今でも行列の絶えない人気店です。

 

ラーメンメニューは4種類ですが、サイドメニューはサラダからおつまみ、おかず、ご飯ものまで種類が豊富です。また、ラーメンバーということでお酒の種類も豊富です。値段は$16〜$20とサンフランシスコエリアでは妥当な値段です。

 

■ニューヨーク

 

-IPPUDO(一風堂)

一風堂のラーメン

1985年に福岡中央区で創業したとんこつらーめんで有名な一風堂は、何十年先も変わらない美味しさを提供するという姿勢で創業当時から日々進化を遂げてきました。そして2008年にはニューヨークに海外一号店をし、yelp(日本でいう食べログのようなもの)で2010年に一位を獲得するほど人気になりました。その後の勢いは止まることなく、2012年に台湾、中国、オーストラリアに出店をし、さらに2013年にマレーシアへの出店、2014年にタイ、フィリピン、インドネシア、イギリス・ロンドン(初のヨーロッパ進出)への出店、2016年にフランス・パリに出店と海外でも様々な国や地域に展開を広げて行きました。

 

そのほかにも多数のメディア出演や受賞をしており、国内外で圧倒的な知名度を誇っています。ニューヨーク店でのラーメンメニューは五種類で、サイドメニューも豊富です。また、アルコールのメニューも豊富で、Westside (Midtown)店ではバーもあるので待ち時間にお酒を飲みながら待つことができます。値段は、$15〜$20ほどで少し高めに感じるかもしれませんが、ニューヨークの物価を考えたら妥当な値段だと思います。

 

-Ichiran(一蘭)

Ichiran Ramen

1960年に創業したとんこつラーメンで有名なお店です。国内外に79店舗を展開しており、海外はニューヨークの他に香港と台湾に店舗があります。2016年に、初の海外進出をニューヨークのブルックリンで果たし、その後もミッドタウンウエスト店、タイムズスクエア店とミューヨークには合計で3店舗あります。ラーメンの温度管理に特にこだわっており、スープの温度を下げないためにどんぶりを温めておいたり、出汁、あぶら、スープの適正温度を保つために四時間に一度温度測定をしたり、冷めたチャーシューは使わないなどの細かいけれども最高の一杯を出すための工夫をしています。

 

また、味集中カウンターといったユニークな発想も人気の要因の一つです。味集中カウンターとは、一つ一つのカウンター席を隣の座席とは仕切りで区切って個別空間を作ったもののことを言います。元々は女性のお客さんが1人でラーメン屋さんに入りずらいだったり、替え玉を注文しにくいという理由で仕切りをつけたそうです。今となっては一蘭と聞けば味集中カウンターがすぐに連想されるほど定着したイメージだと思いますが、知らずに初めて行くと驚きの光景ですよね。笑

 

ラーメンメニューはとんこつラーメンとベジタリアン向けのラーメン、お子様用のラーメンのみのシンプルなメニューですが、そのぶんこだわりを十分に感じます。サイドメニューも白米と抹茶プリンのみでこちらもシンプルなメニューとなっています。ラーメンのトッピングの種類は豊富です。値段は$20ほどで高めに感じますが、ニューヨークの物価を考えると妥当な価格設定となっています。

 

■シカゴ

 

-Kizuki

2002年に渋谷区宮橋に創業した麺屋空海が経営をするお店です。フレンチの技法を取り入れた「ゲンコツロースト製法」で作られたスープに、厳選食材を合わせて作られる塩ラーメンと醤油ラーメンが人気のお店です。アメリカ国内に12店舗も展開していて、海外店舗は他にも台湾に1店舗あります。ラーメンメニューは12種類あり、サイドメニューもおつまみ、おかず、丼ものと充実したメニューとなっています。値段は$10〜$15くらいで平均的なラーメン屋さんの値段設定となっています。

 

-Torino Ramen

2017年に本物のラーメンを伝えるべくシカゴでオープンしたラーメン屋さんです。ラーメンメニューは9種類と豊富で、トリノらーめんが一番人気のようです。サイドメニューもサラダから、おつまみ、丼ものまでたくさん種類があります。値段は$12〜$15くらいで平均的なラーメン屋さんの値段設定となっています。

 

■ダラス

 

-Ichigoh Ramen

Ichigoh Ramen

もともとあったTanoshii Ramen Bar が閉業し、2019年に新しいオーナーのもとに立ち上げられたお店です。オーナーさんはとても気さくな方で、少しお話をさせていだいた際にラーメンへの情熱をとても感じました。ラーメンメニューは9種類あって、中でも林檎フェンネル塩ラーメンというのがオススメです。林檎とフェンネルの絶妙な掛け合わせが他のラーメン屋にはない味の深みを感じます。他にも煮干し醤油や油麵など、日本では人気だけどアメリカのラーメン屋にはなかなかないようなメニューが多々ありどれも非常にクオリティの高いラーメンです。

 

おつまみの種類も豊富で、お酒の種類も充実しており、アメリカ人の友人と行った際に彼は、たこわさびとビールは欠かせないと言っていました。日本人だけでなく海外の人にも評判の高いお店です。夏には、期間限定で冷やし中華も提供していてそれもすごく美味しかったです。値段は$11〜$15くらいで平均的なラーメン屋さんの値段設定になっていますが、ダラスの一等地の中では良心的な価格だと思います。

 

■ボストン

 

-Yume Wo Katare

Yume wo Katare Ramen

2006年に京都の一乗寺で「ラーメン荘 夢を語れ」を創業し、当時の京都では二郎系ラーメンは珍しいということもあって激戦区の中にも関わらずお店は繁盛していました。そこから、オーナーである西岡津世志氏が自分の夢は叶えたが、仲間の夢はかなっているのだろうかという疑問を抱き始め、共にではなく自ら夢を語ることが大事だという考えに至り、一度は閉店したものの更なる熱い意思を持って再オープンを果たしました。

 

その後はボストンにて初の海外進出を、ボストンという冬にはマイナス20度の極寒地にも関わらずお店の外にはいつも行列がある人気店です。経営指数は夢の個数ということで、ラーメンを食べ終わった後に自分の夢を語れる機会があります。夢を語る際は店員さんがお客さんに呼びかけて、夢を語るのに注目を集めます。夢を語り終わった後は拍手に包まれて帰るという感じです。もちろん、夢を語るのは必須ではないですがお腹も心もいっぱいになれる素晴らしいアイディアだなと思います。

 

ラーメンメニューが2種類のみと、ソフトドリンクが3種類だけというとてもシンプルなメニューとなっていますが、二郎系ラーメンなのでそれだけあれば十分ですね。笑 それとヤサイ、アブラ、ニンニクのマシマシが可能なのはとても嬉しいです。本格派の二郎系ラーメンがアメリカで食べられるなんて思ってもいませんでしたから毎回行列で寒空の中で待つとわかっていてもついついいってしまうようなラーメン屋さんです。値段は$12〜$14なので平均的なラーメン屋さんの値段設定ですが、このクオリティのラーメンがアメリカで食べれられると考えたらとても安いと思います。

 

-Ganko Ittetsu Ramen

札幌ラーメンのスタイルを使用したボストンでの人気店です。ラーメンメニューは六種類あって、坦々麺が一番人気のようですが、個人的にはスパイシー味噌ラーメンがオススメです。ボストンエリアでは間違いなく上位に入る味のクオリティです。サイドメニューは塩麹きゅうりのみとシンプルです。そのほかに、ラーメンのトッピングも可能です。値段は$11〜$15と平均的なラーメン屋さんの値段設定となっています。

番外編:ラーメンレストランで使える英語表現

日本みたいに食券制ならばほとんど会話もなくそんなに英語に困ることはないかもしれませんが、食券制のラーメン屋さんはアメリカにはありません。(僕が知る限りでは)なので、この機会にアメリカのラーメン店で使える英語表現を覚えて、現地で安心してラーメン屋さんにいけるようにしましょう。

 

Can I have〜/ Can I get〜: 注文をしたい時に使えます。例えば 、Can I have a tonkotsu ramen? (とんこつラーメンを1つで。)

 

Could I have〜/ Could I get 〜: Can I have と意味合いは同じですが丁寧な言い方です。僕はその時の気分やお店の雰囲気によって使い分けます。笑

 

For (その時の人数)、Just (その時の人数)、only me: だいたいの場合、お店に入った時に何人か尋ねられます。その時に、1人だったらfor one 2人だったらfor two と伝えましょう。聞かれる前に言っても理解してくれます。

 

How long do I need to wait? (どのくらい待たねければいけませんか?) / How long is the wait? (待ち時間はどれくらいですか?): お店が混んでいて、待ち時間を聞きたい時に使えます。

 

以下、参考程度に会話の例文です。

 

【席が空いている場合】

Server(店員さん): Welcome! How many people?(いらっしゃいませ!何名様ですか?)

 

自分: It’s only me.(僕だけです。)

 

Server: Would you like to sit at the bar or in a booth? We also have seats outside if you prefer that.(カウンター席とテーブル席どちらにしますか?もしよければ、外の席もご案内できます。)

 

自分: I would like to sit at the bar.(カウンター席でお願いします。)

 

Server: Sure. Follow me this way please(かしこまりました。それではこちらへついて来てください。)

 

【席が空いていない場合】

Server: Welcome! How many people?(いらっしゃいませ!何名様ですか?)

 

自分: For five people.(5人です。)

 

Server: I’m so sorry all the tables are currently taken now. (大変申し訳ありませんが、ただいま満席です。)

 

自分: How long do we have to wait?(待ち時間はどのくらいですか?)

 

Server: Around 30 minutes or so. (30分ほどです。)

 

自分: Okay. Thank you!(わかりました。ありがとうございます!)

 

【注文編】

Server: Would you like something to drink?(お飲物はお決まりでしょうか?)

 

自分: Can I have water please.(お水をください。)

 

Server: Any appetizers?(前菜はいかがでしょうか?)

 

自分: Can I have a little more time? I haven’t decided yet.(まだ決められていないのでもう少し時間をもらえますか?)

 

Server: Of course.(かしこまりました。)

 

※ここで注文が決まった時に、店員さんを呼んでもいいですが基本的には席やエリアごとに担当の人がいるのでその人が来るまで待つのがアメリカでは一般的です。あまりにも待たされるようであれば呼んでも大丈夫です。

 

Server: Are you ready to order?(ご注文はお決まりでしょうか?)

 

自分: Yes! Can I have Tonkotsu Ramen and Chasu Bowl?(はい!とんこつラーメンとチャーシュー丼をください。)

 

Server: Sure. Is that all for today?(かしこまりました。以上でよろしかったですか?)

 

自分: Yes.(はい。)

 

Server: Okay. Thank you!(かしこまりました。ありがとうございます。)

おわりに

アメリカの大学風景

いかかでしたでしょうか?日本でも親しみのあるラーメンがアメリカで広がっていて、人気があると聞くとなんだか嬉しくなりますね。個人的にラーメンはとても好きな食べ物なので、アメリカでも美味しいラーメンを食べれたりアメリカ人の友達とも気軽に行けるのはとても嬉しいです。皆さんも、アメリカでのラーメン生活を楽しんでいただけたら幸いです。

 

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WRITER

【🇺🇸生活、起業、経営、投資情報発信】アメスマ社長@テキサス州ダラス。MBO&事業売却後、日米4社オーナー経営中。慶應/UC Irvine交換留学。🇺🇸11年目、Accredited Investor、投資先は米国医療機器ベンチャー。NuFund、Link-J所属。趣味:旅、サッカー、テニス、ポーカー、グルメ

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