アメリカで人気のスマホ、プロのオススメは?【2022年最新版】

アメリカのスマホ

はじめに

日常生活を送る上で、スマホは切っても切り離せないアイテムになりました。アメリカの調査会社IDCの調べによると、2018年全世界でのスマホの出荷台数は14億490万台を記録したそうです。

 

数年前から販売は鈍化傾向にあるようですが、それでもまだまだスマホに対する需要が無くなることはなさそうです。そんな記録的な販売台数を誇るスマホですが、皆さんはいつ買い替えをされますか?

 

新しい機種が出るタイミング?電池の持ちが悪くなったタイミング?人それぞれ、買い替えのタイミングは変わってくるかと思いますが、2022年も今まで同様新しいスマホが各社から販売されました。今回は、アメリカでは今どんなスマホが人気なのか、調査してみました!

 

最新の2022年版だけでなく、2019、2018、2017年度分も合わせてチェックしてみてください!

 

※①本記事は、アメリカで業界最安値の$25でアメリカの携帯電話とSIMカードを日本で契約、受け取りができるオンラインサービスアメスマで働く携帯業界10年以上の経験を持つオタクエンジニアが個人的な意見を元に執筆しております。

 

※②本記事は、2019年11月にiPhoneシリーズの新型モデルリリース後、約1ヶ月の利用期間を経て、追記させていただいております。

 

※③本記事は、2022年2月に情報を追記させていただいております。

 

2022年版アメリカで人気のスマホ

iPhone 13 Pro

iPhone13 pro

Appleの最新機種iPhone 13 Proがランクイン。アメリカで2021年9月末に販売開始されて以来、SNSやYouTube、TikTokなどに写真や動画を投稿する高スペックなスマホを求めるユーザーに根強い人気を誇っています。筆者は一昨年末にリリースされたiPhone 12 ProからiPhone 13 Proに機種変更しましたが、色々な点でさらなる進化を遂げています。アップグレードしたスマホiPhone 13 Proの機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ、ProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイを搭載することで、色彩豊かやかなスクリーンを実現しています。2,532 x 1,170ピクセルの解像度は前回のiPhone 12 Proと同様、より正確な色彩を表現できるようになっています。

 

【バッテリー】

ここ数年、mAHでのバッテリー表記をしなくなったiPhoneですが、チップが変更になったせいもあってか使用時間は増加傾向にあります。ビデオ再生は前モデルのiPhone 12 Proと比較して5時間長い22時間、ストリーミングは9時間長くなり20時間となっています。写真や動画の映像がハイクオリティになってきているため、それを処理するのにバッテリーを消費するのは仕方ない部分はありますが、チップの性能やAIを使ったマシンラーニング技術でバッテリー時間を確保しているのはさすがAppleと言ったところでしょうか。

 

高速充電ももちろん健在で、iPhone 12 Proと同様に、30分で最大50%充電ができる仕様になっています。またワイヤレス充電にも対応しています。

 

【カメラ】

なんと言っても、iPhone 13 Proの最大の売りがこのカメラ機能。特にシネマティックモードが搭載されたのはとても画期的で、動画でも焦点を当てながら他の被写体はぼかすというのが小さなスマートフォンでもできるようになりました。望遠モードも狭い空間を撮影するときなどにはとても便利で使い勝手が良いです。

 

流石に一眼レフほどではありませんが、デジカメと遜色ない写真を撮ることができるようになってきたと言えるでしょう。

 

筆者は毎年新型iPhoneが出るたびに端末をアップグレートしています。今回のiPhone 13 Proは写真でいうと、接写モードのクオリティがぐんと上がったのに加え、動画もシネマティックモードが搭載され、さらに進化した印象を受けました。このクオリティであれば、動画も非常に高画質で撮影できるので、インスタのストーリーズやYoutubeにそのままアップしても良いレベルだと思います。実際にアメスマではYouTubeチャンネルを運営していますが、すべての動画をこの新型iPhoneで撮影しているほどです。

 

【総評】

iPhone 12 Proが登場した時も十分に高性能なスマホでしたが、そこからさらに進化したiPhone 13 Proは、まさに「Pro」の動画撮影者が利用するにふさわしいスペックを備えていると思います。少し前のiPhone XRあたりからの買い替えを検討している方には絶対におすすめです!

 

iPhone 13

iPhone 13

こちらもAppleの最新機種iPhone 13がランクイン。iPhone 13 Proと同様、アメリカで2021年9月に販売開始されました。Proシリーズに比べてコスパが良く、かつ要所要所でiPhoneらしさが残るバランス感覚に優れたスマホに仕上がっており、販売実績も好調のようです。iPhone 13 Proとの違いも見ていきながら、iPhone 13の機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

5.4インチのディスプレイで、iPhone 13 Proよりも一回り小さいサイズとなっています。2,340×1,080ピクセルの解像度はiPhone 13 Proより若干劣る数値となっていますが、実際に見てみても誤差にしか見えないレベルなので、あまり気にしすぎる必要はないと思います笑。

 

【バッテリー】

iPhone 13のバッテリーも13 Proと同様、mAHでのバッテリー容量の記載は公式ホームページにはありませんが、駆動時間はProに比べると短く、ビデオ再生時間は5時間少ない17時間、ストリーミング動画再生は7時間少ない13時間となってます。YouTubeやインスタのストリーズ、TikTokなどを1日にたくさん見る方にとっては少し物足りないバッテリー容量となってしまっているかもしれません。

 

【カメラ】

iPhone 13 Proの3つレンズのインパクトからすると、iPhone 13のカメラは少し物足りないところがあります。光量であったり、望遠機能、動画のクオリティなどがProに比べると簡素になっていますので、カメラ機能に拘りたい方はiPhone 13 Proがおすすめです。とはいえ、13のカメラでも正直かなり綺麗ではあるので、日中帯に撮影する写真などはそこまで大きな違いを感じないかもしれません。

 

【総評】

iPhone 13はコスパがとても高い優秀なスマホと言えるでしょう。アメリカで$799.99~とiPhone Proよりも$200ほどお買い得な上に、必要十分な多くの機能が搭載されており、お得感があります。こちらも数年前の端末から買い換える場合、iPhone 13が有力な選択肢の一つとなるでしょう。

 

Galaxy S21 Ultra

Galaxy S21 Ultra

Galaxyの最新機種Galaxy S21 Ultraランクイン。アメリカでは2021年4月に販売開始されました。10年近く、iPhoneとナンバーワンの座を争ってきたGalaxyシリーズですが、今回も高スペックな仕上がりになっています。早速中身を見ていくことにしましょう。

 

【スクリーン】

6.8インチの大画面ディスプレイで、Miniシリーズを始めとした若干の小型化が進むiPhoneに比べて、かなり大きい印象です。iPhoneのProシリーズと同様、ベゼルの縁部分がほとんどなく、ディスプレイがとても大きく見えます。有機ELを採用しており、とても鮮やかな画質を表現しています。

 

【バッテリー】

5,000mAHのバッテリーを搭載しており、大容量となっています。iPhoneはmAHでの表記をしていませんが、過去の端末では3,000程度であったことから、バッテリー容量そのものはGalaxyが圧倒しているように思います。この容量があれば、1日充電をしなくても全然余裕に過ごせそうです。

 

【カメラ】

Galaxy S21 Ultraの売りはこのカメラ機能。カメラレンズがなんと4つも搭載されていて、光学10倍ズームに対応しているそうです。S21で撮影できる8Kビデオは、2022年2月現在、スマートフォンで利用可能な最高解像度で、そのサイズは4Kの4倍にあたります。8K 24fpsで撮影すれば、手軽に映画のようなハイクオリティの動画撮影が可能となっていて、動画系SNSへのアップロードや視聴も簡単です。また8Kビデオスナップを使用すれば、すべての8Kビデオから3300万画素の高品質な写真を保存できるのも利点です。

 

【総評】

Galaxy S21 Ultraは、iPhoneに負けじ劣らずのとても高性能のスマートフォンです。iPhoneのProシリーズと比較しても$200ほど値段も高めに設定されていて(Pro Maxと比較しても$100高い)、評価が分かれるところかもしれません。ただ、iPhoneではなくアンドロイドが好きな方も数多くいらっしゃると思いますので、iPhoneじゃないAndroid端末をお探しの方には是非ともお試しいただきたいスマホに仕上がっています!

 

2019年版アメリカで人気のスマホ

iPhone 11 Pro

iPhone 11 Pro

Appleの最新機種iPhone 11 Proがランクイン。アメリカで2019年9月末に販売開始されて以来、高スペックなスマホを求めるユーザーに根強い人気を誇っています。筆者は昨年末にリリースされたiPhone XSゴールドからiPhone 11 Proミッドナイトグリーンに機種変更しましたが、色々な点でさらなる進化を遂げています。アップグレードしたスマホiPhone 11 Proの機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

5.8インチ(対角)、オールスクリーンOLED Multi-Touchディスプレイ、Super Retina XDRディスプレイ、かつHDRディスプレイという3つの特徴を持つディスプレイを搭載することで、色鮮やかなスクリーンを実現しています。2,436×1,125ピクセルの解像度は前回のiPhone XSと同様、より正確な色彩を表現できるようになっています。

 

【バッテリー】

iPhone 11 ProとiPhone XSの大きな違いの一つとして、バッテリーの持ちの良さが挙げられます。iPhone XSもバッテリーの持ちがそこまで悪いという印象がありませんでしたが、iPhone 11 Proは最近の高性能スマホにしては珍しく、バッテリーの持ちがとてもよく感じられます。3,046mAHのバッテリーを搭載しており、前モデルのiPhone XS(2,658mAH)より10%以上容量が大きくなっています。それに加えて、ディスプレイやプロセッサが優秀になり、電力省力化を実現し、駆動時間は5時間以上増えているとそうです(公式サイト情報より)。実際に利用した感覚でも、バッテリーの持ちは非常によくなったというのが感想なので、このアップデートはスマホヘビーユーザーにとっては嬉しい改善ポイントと言えるでしょう。

 

また備え付けのバッテリーチャージャーがUSB Type-Cになったことで、より急速での充電が可能になりました。こちらも体感としてとても早くなっており、1時間充電したらかなり電池が回復している印象です。ワイヤレス充電にももちろん対応しています。

 

【カメラ】

なんと言っても、iPhone 11 Proの最大の売りがこのカメラ機能。日本では発売当初から「タピオカレンズ」などと言われていましたが、(無理やり笑?)レンズを3つ入れ込んだだけあって、色々な場面での撮影でとても役立ちます。3つ目のレンズを搭載したことにより、まずは接写での画像をより広角で撮影できるようになりました。カメラ機能に「0.5」というズームのボタンがデフォルトでついており、このボタンを押すと引きでの画像が撮影できます。

 

また、この3つ目のレンズがあることで、遠くのものを撮影する望遠カメラとしても利用することができます。流石に一眼レフほどではありませんが、デジカメと遜色ない写真を撮ることができるようになってきたと言えるでしょう。

 

筆者はiPhone XSも利用していましたが、画質は肌感覚でXSとそんなに変わりませんが、この超広角モードと望遠機能はとても重宝しています。このクオリティであれば、動画も非常に高画質で撮影できるので、インスタのストーリーズやYoutubeにそのままアップしても良いレベルだと思います。

 

【総評】

iPhone XSも登場した時は高性能なスマホでしたが、そこからさらに進化したiPhone 11 Proはまさに「Pro」を名乗るにふさわしいスペックを備えていると思います。iPhone 7や8の買い替えを検討している方は絶対におすすめです!

 

iPhone 11

iPhone 11

こちらもAppleの最新機種iPhone 11がランクイン。iPhone 11 Proと同様、アメリカで2019年9月に販売開始されました。iPhone 11 Proに比べてコスパが良く、かつiPhoneらしさを搭載していてバランス感覚に優れたスマホに仕上がっており、販売実績も好調のようです。iPhone 11 Proとの違いも見ていきながら、iPhone 11の機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

6.1インチの大画面ディスプレイで、iPhone 11 Proよりもやや大きくなっています。昨年、iPhone XSとiPhone XRが発売されて両モデルを比較した時は、ベゼルの感じが結構違いがある印象でしたが、iPhone 11はiPhone 11 Proと比較してもその部分はあまり気にならないくらい良い感じです。

 

1,792×828ピクセルの解像度はXRと変わらずですが、iPhone 11 Proのディスプレイが優秀すぎるので、比較するとやや見劣りします。人間の目にその違いがわかるかどうかは別問題ですが笑。。。

 

【バッテリー】

iPhone 11は3,110mAHのバッテリーを搭載しており、iPhoneの中ではiPhone 11 Pro Maxに次いで大容量となっています。iPhone 11 Proと同様、今のスマホには欠かせなくなってきているワイヤレス充電や高速充電には対応しています。

 

【カメラ】

iPhone 11 Proのタピオカレンズのインパクトからすると、iPhone 11のカメラは少し物足りないところがあります。光量であったり、望遠機能などの造りがProに比べると簡素になっていますので、カメラ機能に拘りたい方はiPhone 11 Proがおすすめです。

 

【総評】

iPhone 11はコスパがとても高い優秀なスマホと言えるでしょう。アメリカで$699.99~とiPhone Proよりも$300ほどお買い得な上に、多くの機能が搭載されており、お得感があります。iPhone XRの価格と比べても$50安くなっているので、お得にiPhoneの買い替えを考えている方にはiPhone 11が有力な選択肢の一つとなるでしょう。

 

Google Pixel 4

Google Pixel 4

Googleの最新機種Pixel 4がランクイン。アメリカでは2019年10月に販売開始されました。Pixelシリーズが発売された当初はiPhoneとGalaxyの牙城が強すぎて、中々スマホマーケットに食いこめていけなかった印象でしたが、3あたりからGoogle得意領域であるAIや他アプリとの連動がより意識された造りになってきて、少しずつユーザーが増えてきました。そんな勢い増すGoogle先生期待のPixel 4の機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

5.7インチの大画面ディスプレイで、大型化が進むiPhoneに比べてやや小ぶりな印象です。同モデルの大型機種であるPixel 4 XLは6.3インチなので、かなりごつい印象です。iPhoneシリーズと比べると、ベゼルの縁部分が少し大きめにとってあるので、見た目は少し狭く見える気もしますが、並べてみないとそこまで気になるレベルではないと思います。

 

【バッテリー】

Pixel 4は2,800mAHのバッテリーを搭載しており、バッテリーが進化したiPhoneシリーズと比べると若干物足りない印象。他のレビューサイトなどでも、このバッテリーをマイナスポイントに挙げている方も多かったので、ヘビーユーザーにはあまり向いていないかもしれません。ワイヤレス充電や高速充電には対応しています。

 

【カメラ】

Pixel 4の売りはこのカメラ機能。ポートレートモードはiPhoneよりも使い勝手が良い印象で、近いものでもうまくポートレートで撮影できます。iPhoneはもう少し距離をとってくださいという通知が来るので、あまり近距離の物をポートレートモードで撮影することに優れていません。

 

個人的な主観でのお話となりますが、普段の風景はiPhoneシリーズに比べてナチュラルな仕上がりになりますが、一方でナイトモードはかなり煌びやかにシーンを色付けしてくれます。好みの差が出るところですが、iPhoneよりもより明るく見やすい夜景が撮れるので、カメラではiPhone 11 Proに全く引けをとっていない印象です。

 

【総評】

Google Pixel 4はGoogleアシスタントや顔認証も搭載され、iPhoneにかなりキャッチアップしてきていると言えます。見た目のプラスチック感がiPhone 11 Proに比べると少しチープな気もしますが、その分値段はやや抑えめになっているので、評価が分かれるところかもしれません。iPhoneではなくアンドロイドが好きな方には是非ともお試しいただきたいスマホに仕上がっていますよ!

 

アメスマPR

 

The Samsung Galaxy S10 Plus

先ほどご紹介したiPhone 11シリーズは販売開始後の11月に情報追加しておりますが、この後ご紹介していく機種は2019年5月時点での情報となります。サムスンのギャラクシーS10+(The Samsung Galaxy S10 Plus)はアメリカで2019年3月に販売開始された最新機種で、2019年5月時点で購入できる最高クラスのアンドロイドスマホです。前モデルのギャラクシーS9からあらゆる面でパフォーマンスが向上しています。気になるスマホの性能や特徴を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

6.4インチの大画面ディスプレイを搭載。Infinity Oを採用し、ベゼルを極限まで無くしたデザインになっています。高性能カメラがディスプレイ内に組み込まれていますが、上手くディスプレイのデザインと一体化されていて、デザイン面での進化を感じさせます。

 

また、スーパーAMOLEDスクリーンの導入により、感動するほどのリアルな色合い、コントラスト、トーンマッピングを実現。暗い夜の風景でも明るく取れるだけでなく、日中の太陽がまぶしい時間帯でもはっきりとその映像をディスプレイ上で確認することができます。

 

【バッテリー】

ギャラクシーS10+は大容量の4,100mAHのバッテリーを搭載。一日の間に何度も充電が必要になるようなことにはなりません。Adaptive Power Savingモードを使えば学習機能が備わったインテリジェントバッテリーに早変わりし、利用者の日常生活やスマホの利用パターンを学習し、不要なアプリの電源を切ることで、無駄な電力の消費を防ぎます。

 

また、ワイヤレス充電にも対応しているだけでなく、Qi認定のワイヤレス充電対応の端末を充電することもでき、家族や友達で充電が必要なスマホにバッテリーをシェアできます。急速充電機能も付いており、バッテリー一つを取ってみても様々な機能が追加されています。

 

【カメラ】

5つのレンズをスマホに散りばめ、超広角カメラ機能を実現しています。風景を撮影するのに最適な望遠機能や広角機能を搭載し、いつどこでもクオリティの高い写真を撮影することができます。デュアルアパチャーは撮影時の瞬間の光量に自動的に合わせる機能です。

 

明るい場所でも暗い場所でも、明るさを自動検知し適切な光量を取り入れ、鮮明な写真を撮影することができます。また4K対応の動画撮影モードを利用すれば、鮮やかで滑らかな映像を撮影することができます。

 

【総評】

ギャラクシーS10+はあらゆる機能で最高スペックを搭載しているだけあって、アメリカでは$999.99~と値段はかなりお高め。写真や動画を良く撮ったり、スマホで頻繁にアプリを利用する方には大変オススメのスマホです。ストレージが1TBのモデルもあり、次世代を思わせるスマホです。

 

iPhone XS

Appleの最新機種iPhone XSがランクイン。アメリカで2018年9月に販売開始されて以来、高スペックなスマホを求めるユーザーに根強い人気を誇っています。筆者はiPhone 7ブラックからiPhone XSゴールドに機種変更しましたが、その違いは圧倒的で同じスマホとは思えないほどです。進化したスマホiPhone XSの機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

5.8インチの高性能ディスプレイで、こちらもギャラクシーS10+と同様、ベゼルを極限まで無くしたデザインになっています。2,436×1,125ピクセルの解像度、有機ELディスプレイを採用し、圧倒的な画質の良さが特徴です。HDR10も搭載しており、より正確な色彩を表現できるようになっています。

 

スマホ自体のサイズはそこまで巨大化していませんが、iPhone 7やiPhone 8などの旧モデルと比べてディスプレイがとても大きく見えますので、YoutubeやInstagramのストーリーを見るのも快適です。アメリカで生活していても、周りを見渡すとけっこう多くの方がiPhone XSを持っているのに気が付くほどなので、その人気ぶりがうかがえます。

 

【バッテリー】

iPhone XSは2,658mAHのバッテリーを搭載していますが、優秀なアンドロイドスマホと比べるとちょっと物足りないと感じるかもしれません。ワイヤレス充電や高速充電には対応していますが、バッテリー機能としては割と普通といった印象です。

 

【カメラ】

iPhone XSの最大の売りがこのカメラ機能です。デジカメを上回るほどの機能を備えている感じで、素人でも簡単にプロ仕様の写真が撮影できてしまいます。一番違いを感じられるのが、夜景を撮影する時です。

 

今までのスマホカメラでは暗い部分と明るい部分の光量が調整しきれなかったため、明るい部分が明るすぎて白くなってしまうことが多かったのですが、iPhone XSで撮影する場合はそのようなことがなくなり、夜景でも見たままに近いイメージを写真として収めることができます。

 

筆者はiPhone XSを購入し、半年ほど利用していますが、アメリカの旅行先などで写真を撮影するたびにその綺麗さに驚かされます。ある時、アメリカ旅行をしていて周りにいた日本人の方に写真を撮影していただくようお願いしたところ、デジカメより綺麗で本当にビックリです、と言われたほどです。Instagramなど、SNSを利用される方には特にオススメです!

 

【総評】

iPhone XSも高機能なカメラやディスプレイを搭載しているだけあって、アメリカで$999.99~と値段はかなりお高め。毎日使うスマホだから良いものを使いたいという方にピッタリです。このスマホ1台あれば、仕事用の写真も撮影できるので、結果的にはお得と言えるかもしれませんね。

 

またiPhone特有のヌルヌルサクサクした操作感も健在、むしろ進化をしてよりスムーズになっているので、使いやすさも優れています。

 

iPhone XR

こちらもAppleの最新機種iPhone XRがランクイン。アメリカで2018年10月に販売開始されました。iPhone XSに比べリーズナブル、かつiPhoneらしさを搭載していてバランス感覚が良いスマホで、多くのユーザーからの支持を集めました。iPhone XSとの違いも見ていきながら、iPhone XRの機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

6.1インチの大画面ディスプレイで、iPhone XSよりもやや大きくなっています。アメリカのAppleストアを訪問して並べてみましたが、ベゼルはiPhone XSと比較すると、縁に黒い筋が見えるため、やや画面が狭く見えてしまいます。そういった意味だとデザイン性の観点からすると、若干iPhone XSに劣るかなぁという印象です。

 

1,792×828ピクセルの解像度で液晶ディスプレイを採用しています。こちらもiPhone XSの有機ディスプレイと比較するとやや見劣りしますが、両モデルを横に並べて比較しないと気付かないレベルなので、こだわりの強いユーザー以外はそこまで気にならないかもしれません。

 

【バッテリー】

iPhone XRは2,942mAHのバッテリーを搭載しており、iPhoneの中ではiPhone XS Maxに次いで大容量となっています。アンドロイドの同サイズのスマホと比較してもほぼ同等なので、バッテリーの持ちに関してはとても良いほうという部類に入ります。iPhone XSと同様、今のスマホには欠かせなくなってきているワイヤレス充電や高速充電には対応しています。

 

【カメラ】

iPhone XRとiPhone XSで一番の違いがあるとすると、このカメラ機能です。カメラの性能としては、iPhone XSの良さが圧倒的過ぎて、iPhone XRのカメラ機能がどうしても劣って見えてしまいます。

 

ただ、旧モデルのiPhoneやアンドロイドスマホなどと比較してみると、夜景での撮影が綺麗に撮影できるため、同価格帯のスマホでは最高のカメラ機能を持っていると言っても過言ではありません。特に夜景の街中でライトの光がまぶしいような状況だと、他のスマホでは白くなりすぎて上手く撮影できなかったのが、iPhone XRでは適度にライトの明るさを抑えてくれるのでとても綺麗に夜景を撮影することができます。

 

一つiPhone XRのカメラ機能で物足りない点を挙げるとすると、ポートレート機能を使った撮影が人間のみでしか使えず、物体や風景画に使用できないという点です。上手く背景部分の「ボケ」が入った写真を撮りたい人は、iPhone XSを選ぶほうが良いかもしれません。

 

【総評】

iPhone XRはコスパがとても高い優秀なスマホと言えるでしょう。アメリカで$749.99~とiPhone XSよりも約3万円ほどお買い得な上に、多くの機能が搭載されており、お得感があります。iPhone XSと迷っている方は、写真機能をどれだけ日常で使うかを軸に考えてみると良いでしょう。

 

Google Pixel 3

Googleの最新機種Pixel 3がランクイン。アメリカで2018年11月に販売開始されました。2016年からアメリカで販売開始されたGoogle Pixelですが、当初はあまり性能的に優れていませんでしたが、Pixel 2、Pixel 3と年々機能がアップグレードされてきました。ここではGoogle Pixel 3の機能を見ていきましょう。

 

【スクリーン】

5.5インチのディスプレイ。ギャラクシーS10+やiPhone XSのような極狭ベゼルではなく、従来通りのスマホという印象。2,160×1,080ピクセルの解像度で液晶ディスプレイを採用しています。GalaxyやiPhoneとは違う部分で勝負をしている感もあり、あまりディスプレイの綺麗さには力を入れていないのかもしれません。もちろん、過去のスマホと比較してみると液晶の性能はアップグレードされているので、古い端末から買い替えるとその綺麗さを実感できるでしょう。

 

【バッテリー】

Google Pixel 3は2,915mAHのバッテリーを搭載しており、同サイズのスマホの中ではとても優秀な部類に入ります。もちろんワイヤレス充電や急速充電にも対応しており、バッテリーで不満を持つことは少ないでしょう。

 

【カメラ】

Google Pixel 3もカメラ機能においては、ギャラクシーS10+やiPhone XSに負けず劣らずの高性能です。Google Pixel 3のカメラ機能の一番の特徴は、AI機能も搭載されており、カメラの光や色彩を自動補正してくれるところです。日中スマホでカメラを構えてみると、若干暗いかなと思っても、実際に撮影した写真を見るときちんと明るくなっている感じです。また、このAI機能の力が一番発揮されるのは夜景を撮影する時に使える夜景モードです。ソフトウェアで暗い部分を自動補正で明るくしてくれるのですが、この機能に関してはギャラクシーS10+やiPhone XS以上のパワーを発揮し、より良い夜景が撮影可能といえます。このスマホでアメリカの大都会ニューヨークで写真を撮った日には、Instagramで人気者になれること間違いなしでしょう。

 

【総評】

上記の機能以外にも、Google AssistantやAIを駆使した作りになっており、他のGoogleサービスと相性の良いGoogle Pixel 3。アメリカで$799.99~と一番高価格帯のモデルよりお得な値付けになっています。アメリカ以外でも日本やアジア諸国での人気も高まってきており、SamsungやAppleとスマホ市場で肩を並べる日もそう遠くはないかもしれません。

 

2018年版アメリカで人気のスマホ

続いて、2018年度版のアメリカで人気だったスマホをご紹介していきます。データがあるのが半期分なので、2018年上半期のシェアとなりますが、早速見ていきましょう。

 

No.1 Apple 39%

Apple(アップル)強し。2017年リリースのiPhone XやiPhone 8シリーズ, 2016年リリースのiPhone 7シリーズが引き続き売れ続けた結果です。ここまでシェアを伸ばした背景には、アメリカの中国系スマホメーカーの販売規制が背景にあるかもしれません。

 

2017年にシェア4位だったZTEや、日本でも人気のHUAWEI(ファーウェイ)が相次いで米国市場でのスマホ販売を禁止されており、これらの会社のシェアがAppleに流れている可能性があります。先月にはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRが新たに発表になりましたが、これも売れそうですね。

 

登場から10年以上経過したiPhoneシリーズですが、まだまだそのシェアは安泰そうですね!人気ということは、それだけ製品に関する情報が多い、アクセサリー類が多いというプラス要素も付随しますので、スマホ初心者が購入するスマホとしては本当に一押しです!言わずもがなですね。

 

No.2 Samsung 26%

昨年から引き続きSamsung(サムスン)が2位です。中国メーカーが今後数年この市場に入れないことを見ると、今後もApple(アップル)とSamsung(サムスン)の2強時代が続くでしょうね。

 

GoogleのPixelも人気ではありますが、Samsung(サムスン)の牙城を崩すのはまだ先になるでしょう。2019年にSamsung(サムスン)がリリースしたのはGalaxy S9シリーズです。Galaxy S8からのマイナーアップデートなので、そこまで特筆する変化はありません。

 

今後の話をすると、何やらSamsung(サムスン)は今年の後半から来年にかけて2画面のスマホをリリースすると噂になっており、このモデルの完成度いかんでスマホ業界が変わるかもしれませんね。おそらく色物扱いになる気もしますが。果たして。

 

No.3 LG 16%

ここも変わりません。韓国のLGです。2018年にLGがリリースしたのはLG G7シリーズとLG V40です。

 

上述した通り、個人的にはとてもオススメのシリーズになってます。ハードウェアのクオリティでは決してGalaxyシリーズに引けを取らないと思っているのですが、やはりそこはマーケティングの差なのでしょうか。Samsung(サムスン)には及ばずですね。

 

No.4 Motorola 5%

いらっしゃいませ。Motorola(モトローラ)さん。昨年この位置はZTEでしたが、米国当局の規制によりZTEがいなくなり、代わりにMotorola(モトローラ)がランクインしました。Motorola(モトローラ)はもともとアメリカの電子機器メーカでしたが、現在は中国のレノボの100%子会社になってます。

 

Motorola(モトローラ)にせよレノボにせよ、日本でもおなじみのメーカですね。Motorola(モトローラ)は2018年、Oneシリーズ, E5シリーズ, G6シリーズ, Z3シリーズと多くのスマホをリリースしています。

 

周りにも買った方、持っている方をちらほら見かけます。Motorola(モトローラ)は安いシリーズはとても安く$100前後から変えるので、幅広い方に売れているようですね。ただ、経験上Motorola(モトローラ)はほとんどの機種でシステム言語を日本語に変えられないケースが多いので、そこにこだわる方には向かないかもしれません。買う前にはそこだけ要チェックです。。

 

2017年版アメリカで人気のスマホ

続いて、2017年のアメリカスマホ市場の動向も振り返ってみましょう!

 

アメリカといえばApple(アップル)の本拠地でもあり、Motorola(モトローラ)の本拠地でもあります。(Motorola(モトローラ)は中国企業の傘下になりましたが。。)愛国心の強いアメリカはやはり自国メーカーのスマホを使うのでしょうか?

 

それとも台頭著しいアジア系のメーカー、Samsung(サムスン)やHUAWEI(ファーウェイ)、ZTE、LG、SONY(ソニー)など、勢いのあるアンドロイド系のスマホを好むのでしょうか?日本人より体格が良いアメリカ人なので、なんとなく大きなスマホが好きそうな気もします。

 

Apple(アップル)からはiPhone XやiPhone 8シリーズがリリースされ、Samsung(サムスン)からはGalaxy S8がリリースされた年でした。ちょっと中途半端ですが、全米での販売台数トップ4を発表します。

 

No.1 Apple 35%

さすが世界のApple(アップル)、アメリカの市場でもメーカーとしてはNo.1のシェアを獲得しました。この年はアニバーサリーモデルのiPhone Xがリリースされ、通常のナンバリングモデルであるiPhone 8はデザインが一新された年でした。

 

ちなみにモデルごとに見るとどれが人気なのでしょう?調べて見ると1番はiPhone X、次いでiPhone 8、iPhone 8 Plusという順番でした。アメリカ人はサイズが大きなモデルを購入しそうという勝手なイメージを持っておりましたが、全然違いました。リリース当初は値段が高すぎると批判されていたiPhone Xが、結果的には一番売れたという結果です。

 

仕事柄、携帯を見る機会が多い私ですが、他の携帯と比較してみても高級感、工業製品としての仕上がりは群を抜いてましたし、購入するならiPhone Xというお客様の声も多く聞きました。値段が高くても売れるものは売れるんですね!

 

No.2 Samsung 25%

ちょっと昔まではパッとしない2流メーカーという印象があったSamsung(サムスン)ですが、スマホ業界に限らず、今や世界を代表する電子機器メーカーになりました。ここアメリカでも、白物家電からパソコンまでSamsung(サムスン)製が多く目につきます。

 

アンドロイドを購入するならSamsung(サムスン)という感じですね。2017年にサムスンはGalaxy S8、Galaxy S8+、Galaxy Note 8、Galaxy A3、Galaxy A5、Galaxy A7、Galaxy J3、Galaxy J7を次々にリリースしました。

 

この中でもやはり人気のモデルといえばGalaxy S8でしょう。2016年にGalaxy Note爆発事件が起きたことで、航空機へのGalaxy Note持ち込みが禁止されるなど世界的にGalaxy離れが起きたのちの、第1号のモデルです。果たして売れるの?という疑問を一瞬で払拭してくれるような素晴らしいモデルでした。

 

今でこそ各メーカーからベゼルレスのスマホがたくさんリリースされていますが、当時Galaxy S8が出た当初は殆どベゼルレススマホはなく、その見た目の美しさと画面を目一杯使ったデザインに驚かされたのを覚えています。値段もiPhoneほど高くなかったので、とてもお買い得なスマホだったと言えるでしょう。

 

当時Best Buy (アメリカのヨドバシ的な店)でSIMフリーモデルが$550で売ってました。

 

No.3 LG 16%

Samsung(サムスン)に次いでLGが3位です。韓国勢が強いですね。この年にLGからリリースされたのはLG G6とLG V30でした。

 

個人的にはこのLG Gシリーズが神モデルです。Gシリーズは背面にカメラが2つ搭載されているのですが、このうち1つが超広角カメラで、約120度の範囲を写真に収めることができます。iPhoneが70度程度だったはずなので、恐ろしく広い範囲を撮れちゃいます。

 

室内で写真を撮るときや、大勢で写真を撮るときにものすごく重宝します。百聞は一見にしかずということで、比較画像どうぞ!上がGalaxy S8で撮った写真、下がLG G6で撮った写真です。同じ位置に立って撮影したとは思えない画角の差ですね!

 

LG G6以降はベゼルレスになっており、見た目もすごくスタイリッシュなので、個人的にはアンドロイドの機種を購入するなら一押しのシリーズです。

 

No.4 ZTE 11%

アジア勢が続きます。ここでは中国のZTEが第4位となりました。この年ZTEはAxon Mという2画面の一風変わったモデルをリリースしました。が、正直買う/買ったという話は聞いたことがありません。おそらくAxon 7やAxon 7 miniといった2016年にリリースされたモデルが継続して売れたことがランクインの要因でしょう。

 

筆者も日本にいるときはAxon 7 mini悪くないなと購入を検討していました。300ドル前後の手頃な価格で、手に馴染む曲面フォルムが特徴的でした。

 

アメリカでスマホを買うなら

やはりアメリカでもApple(アップル)が大人気で、次いで韓国系系のメーカーが続くという構図ですね。PixelシリーズをリリースしているGoogle(グーグル)がランクインしていないのが意外でした。

 

仮に中国系のメーカが市場に参入できていれば、この構図は変わるのでしょうが、当分はそうならないでしょうね。

 

日本人としてはSONY(ソニー)等のメーカが全く人気がないのが悲しいところではあります。と言いつつ私が使っているのはiPhone Xですが笑 皆さんもアメリカ用の携帯電話を購入するときには、せっかくならアメリカでしか買えないモデルを検討してみるのもいいかもしれませんね!

 

【アメリカSIMとSIMフリースマホはアメスマがおすすめ!】

アメスマは日本にいる間にアメリカSIMとSIMフリースマホを購入できる便利な通販サイトです。アメリカSIMとSIMフリースマホをセットで購入すれば、わざわざSIMロックを解除したり、周波数帯を調べたり、渡米後、アメリカSIMを買いに出かける必要がありません。詳しくはアメスマホームページをご覧ください。

 

アメリカSIM・携帯電話通販サイトのアメスマでは、月に一度、海外生活における携帯電話に関するお役立ち情報をメルマガでお届けしております。ご希望の方は、以下のボタンをクリックいただき、ぜひメルマガ登録をしていただければ嬉しいです。

 

またアメスマでは、YouTubeチャンネルで渡米時に必要となる情報やアメリカ現地での生活お役立ち情報を定期的にアップしていますので、ぜひそちらの動画もチェックいただけると嬉しいです。

 

アメスマYouTubeチャンネル

 

アメスマPR

 

WRITER

【🇺🇸生活、起業、経営、投資情報発信】アメスマ社長@テキサス州ダラス。MBO&事業売却後、日米4社オーナー経営中。慶應/UC Irvine交換留学。🇺🇸11年目、Accredited Investor、投資先は米国医療機器ベンチャー。NuFund、Link-J所属。趣味:旅、サッカー、テニス、ポーカー、グルメ

アメリカのイメージ

アメリカで人気のスマホ、プロのオススメは?【2022年最新版】

お友達に記事をシェア

アメリカのイメージ

この記事を気に入ったら
いいね!しよう

アメスマの最新情報をお届けします。